NO.101001 安南湯飲み ¥4,400
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NO.151179 安南ワインカップ ¥6,100
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NO.101003 安南徳利 ¥12,000
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NO.101004 安南徳利 ¥7,130
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NO.101059 安南汲出し① ¥3,000
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NO.101060 安南汲出し② ¥3,000
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安南焼(あんなん)
安南焼とは、ベトナムの陶磁の総称です。安南の名はベトナム北部と中国の国境付近一帯の地域の地名のことで、中国が唐時代にこの地域を支配するために設置した安南都護府に由来する呼称だといいます(角川 陶磁大辞典)。安南焼には、安南青磁、安南染付(青花磁器)、安南蜻蛉手、絞り手などがあり、日本には16世紀後半から17世紀前期を中心に渡来して、茶道具として用いられるようになったといわれています。
安南焼は、磁器、半磁器、陶器などの焼き物ですが、吉井さんの器は亀岡の土を用いた絞り手です。模様の滲みは、酸化コバルトを主成分とした染付の顔料が、流れやすい釉薬(灰釉)とともに流れてできるものですが、この滲んだ模様が絞り手の特徴になります。絞り染めに見立てて“絞り手”と称したといわれています。